東京都は戸建てやマンションなど一定の新築建物に電気自動車(EV)の充電に使う設備の設置を義務化するよう環境審議会に呼びかけたとのこと。
費用は3,000円代から可能となるEV充電用コンセント。現在使用している者としての実感では、夜間電力等で6時間程度充電すると一般道で60㎞程度は走行可能となります。通勤、買い物等の街乗り用としては充分な距離となります。PHVだと3000円程度のコンセントで充分だと言えます。
一方EV専用となれば走行距離が1回の充電で400km~600kmと伸びていますので、急速充電が必要となります。こちらは個人で負担するとなるとV2H等の設置で100万円程度の出費が必要です。又、車のディーラーやコンビニ、その他でも設置が増えています。
V2Hの場合、車から家への逆送電も可能となりますので停電時には車の充電量が一般の住宅用の5~12kwhの蓄電器より4~5倍の電力が利用可能となります。
災害対策での活用では停電時には大変役に立ちそうです。太陽光発電を多めに設置して日中車にV2Hで充電すると、よく晴れた日には5~6時間で満充電できます。但しリーフの新タイプの場合。
日中太陽光で充電できるとこれはもう、エネルギーを太陽からもらうことになりますので経済的であることは申し分ないところといえましょう。