宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

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杜のことばを聞く

 UMK住宅展示場「杜のことば(モデル住宅の名称)」はなんと、収納ゼロ、しかも離れ付モデルハウス。

 とにかく、予算が乏しい地方メーカーであるアイ・ホームにとって、限られた予算でどれだけのアピールが可能か考え抜かなければならない出展でもありました。

 並みいる、大手出展メーカーは、巨大資本を背景に、床面積70~80坪という規模の中で、様々な試みを形にしています。

 先ず見た目の規模だけでも見劣りしないように、大きく見せる工夫がいる、ということで、敷地いっぱいに家作を広げ、板堀までも家に見立てて、広く見せる。敷地全体を丈の高い板堀で囲み、規模を演出。

 そうして、エントランスまでの導入スペースは、ありえない広さ。

 見学者を一歩ずつ「杜」へ導くイントロこそは顧客を誘い込む重要な戦略です。

 導入路の正面に赤椨(タブ)の木の一枚板が天地の逆さに立てられている。後背の漆喰壁の凹みから照明の浮かび上がる椨の存在感は有弁にして寡黙。どこからか「杜のことば」が聞こえてくるかのようであれば、設計者の狙い通りと言えるのです。

 次いで宮崎杉で造られた引き戸は、それまでのエントランスに込められた思いを更に、期待として落ち着かせ、改めて次のページをめくるように、次なる空間へ入場者を誘う。

 

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