日本の家がわずか30年で建替えられていることを、統計上の事実として耳にされた方も多いことでしょう。
ヨーロッパでは家を100年以上建替えないことが当り前で、人々は代々住み継がれた住まいを大切に手入れしながら利用しています。
日本でもこれからはヨーロッパ並みの家づくり概念が一般的になる、現代の家づくり新常識が生まれようとしています。
大きな負担で造り上げられた住まいの「資産価値」が時代を越えて評価されるには、それなりの理由がなければなりません。
品質の高い住宅が消費者からしっかりと評価され、性能・品質の高い住宅が住み継がれる市場の構築を目指して、これまでにない仕組みづくりを行う為「(一社)長寿命住宅普及協会(東京都台東区)」が設立されました。
品質の基準は長期優良住宅を越えるヨーロッパ並みの断熱性能(現状の次世代基準の3倍程度)などを実現し、住宅設計性能表示や「住宅建設性能表示書」の交付を受ける必要があります。
この長寿命住宅普及協会の前身は「長寿命住宅勉強会」という団体で、アイ・ホームは永年この一員として研鑽を積んで参りました。住宅設計性能表示や住宅建設性能表示は、アイ・ホームの家づくりでは標準となっておりますが、全国的にもこの両方を行っている会社は今のところ、それほど存在していないようで、今回アイ・ホームは、一定のお世話係を務めることとなりました。
損保会社と連携することで、実際の売却価格と、査定額の差額を消費者に保証する仕組みをご提供できるように努力して参ります。