標語

 世の中には様々な標語があります。

秀逸な標語として記憶に残るものとして

かぁちゃんなくど

子がなくど

飲んで 乗ったら 人生終っど!

 飲酒運転をいましめる標語です。

宮崎の「とうちゃん」には効く標語です。

地方色、ユーモアバランスとれてgoodです。

    かぁちゃんなくど

    こいびとなくど

    飲んで乗ったら

    兄ちゃん終わっど

こちらは若い男性に効くのではないでしょうか。

これは「にいちゃん」のパロディです。

 こうした標語で交通事故を減らす一方で、大切なものが、もしもの時の備えです。自動車保険がその役を担うものですが、若い「兄ちゃん」が乗るスポーツカーよりも、高齢者が利用する小型のファミリーカーの方が事故が多いので自動車保険料が高くつくようです。自動車の損害、人命の損害に備えて保険が設定されています。

 住宅には完成後の火災や地震に備えて、火災保険、地震保険が用意されています。しかしながら、住宅建築計画中のリスクを軽減する「家づくり無料相談」でリスクの保険とされる方もおられるようですので、本当に役立っているのでしょうか。

 「ころばぬ先の杖」という諺がありますが、これは古くから伝えられた教訓的な言葉です。先の標語は今の時代ニーズによって、生み出されたものですが、諺は昔からある役に立つ教訓を秘めています。

家づくりにおいて、今や一般化しつつある「家づくり無料相談」をかかげる情報サイトがありますが、実はちゃんと費用は発生しています。紹介手数料と言われるサイト運営者から住宅メーカーへの課金が発生する仕組みです。その課金は契約後の5~7%にも及びます。

3000万円の時、210万円にも及ぶ課金はどこから回収するのか、考えてみて下さい。

サイト喜ぶ

メーカー喜ぶ

信じて選べば

誰かが〇〇する

家づくりにおいては「ころばぬ先の杖」をサイトに求めつつも「何故無料なのか」を説明している矛盾に気付かれた上で時代に合った新しい標語、諺が必要な時代となっているような気がします

ネット時代の「サイトの杖」は誰の為のものでしょうか。

皆様のためになる本物の杖であってほしいものです。