出遭っていれば

 白黒テレビからカラーテレビ、4K・8K テレビとテレビも日新月歩、品質の向上は驚く程です。

 住まいにおいてはどうでしょうか。

 これまでの常識では「100年住宅」などの言う表現通り古い家のかもし出すレトロな味は懐かしい郷愁を感じさせます。古くても魅力的であれば、いつまでも人に愛されて、残ることが可能です。性能重視のテレビではそれはムリというものです。

 ところで、住宅性能においてはどうでしょうか。

 今、大きな地震があると、テレビ映像で写し出される被害家屋が直ぐに目に飛び込んで来ます。熊本地震では多くの被害家屋が連日のようにテレビに写し出されました。

耐震等級2で倒壊

 2000年から始まった、住宅性能評価制度において、耐震性の強度が高い順に等級3,2,1が定められました。

そうして、耐震等級3の家は熊本の震災で一棟も全壊、大破が起きしていない事実があり、一方耐震等級2以下では全壊、大破が起きているという調査結果があります。もし被害に遭えば地震保険は出ますが、建物評価額の半額まで。保険はしっかり利用していかなければ利用できません。

 地震は発生しても、大震災と言われる被害をもたらす規模のものは、それこそ100年に一度あるかないかです。だから、耐震等級1でも建築許可は出る。

 「命」は守れる基準だとのことですが、現実には「命」を落としている人も多くおられます。

 家の被害は、その後の人生に大きな負担を残します。阪神大震災に遭われたお客様が先日、佐土原のアイ・ホームまでモデルハウスの見学においで下さいました。「絶対に地震に弱い家は建てたくない」とご夫婦で言われました。

 アイ・ホームの家造りは耐震等級3が標準であること。熊本城の再建に用いられた制震ダンパーまで設置するアイ・ホームの家づくりに納得されていました。もちろん、構造はJウッド工法で木造強度には最強の柱を用いたアイ・ホームの家づくりです。

 私共アイ・ホームの社員一同、この宮崎でこれからも生きて参ります。皆様の安心安全の家づくりのお手伝いが出来てこそ、働く甲斐があるというものです。

ようやく出遭えた耐震住宅

アイ・ホームの家 宮崎市 霧島町