科学者は最高気温が30℃を越える真夏日が、近い将来年間49日増えると言っています。
これは、現在の70日と合わせると、約120日となり、年間の約1/3となります。地球温暖化は加速度的に進行しています。
最高気温が35℃を超える猛暑日は19日増加するそうです。
「熱帯夜」と言われる25℃を下回らない日は、今より41日増加するそうです。
健康上も熱中症や睡眠障害が心配です。
熱中症は温度28℃、湿度70%以上で発生しやすいと言われています。
外気温が高い時には通風では解決できません。エアコンによる冷気がどうしても必要となります。
エアコンの吹き出し温度は15℃前後です。クーラー病は温度差に体がついて行けなくておこる、自律神経の乱れが原因です。この温度差を解消し2℃~3℃に調温して送風することができる技術がマッハ空調なのです。
冷房費の負担が重い
電気代が一気に上昇するのはエアコンの使い過ぎ。そこで大切なのが建物の断熱性能です。ここがしっかりしてないと、エアコンをフル運転しないと涼しい暮らしが出来ません。
マッハ空調は経済的
高断熱な住まいは、冷気を室外に逃すことなく高温域の外の影響を受けにくいので、一日中涼しい室温を保ち、しかも、電気代の節約にも役立ちます。建物の基本的な断熱性能の高さとマッハ空調がコラボすることで年間3万円程度の電気代で、年中、家中涼しく、暖かいを実現できることになります。
全館空調エアコンの宿命
マッハ空調は冷暖房に用いる、換気を兼ねた給気温度を1~3℃の温度差で行っています。
これに比べ、全館空調エアコンは吹き出し口で15℃程度とかなりな、冷気となっています。この温度差はヒートショックに繋がります。
全館空調エアコンの循環空気の量は、最大で、800㎥/hに対し、マッハ空調は2,000㎥/h程度は少なくとも搬送できますので、熱の伝搬にも、空気清浄度においてもマッハ空調に優位性があるようです。
先般、外部にアイ・ホームが造らせて戴いた住宅の気密性能を測定してもらったことはご案内の通りです。
C値は0.1~0.2㎠/㎡がアイ・ホームの数値です。一邸ごとに差はあると思われますが、九州テクノの担当者が驚いていたので、私共としては一安心したところです。
次世代省エネ基準の16倍から20倍の隙間相当面積となります。
一棟分の家で比較すると、「次世代省エネ基準の家」は5.0㎠/㎡のC値ですので、ハガキ5枚分の隙間があることになります。アイ・ホームはたったの0.1枚~0.2枚ということで、その差は16倍~20倍と圧倒的な気密性能となります。
アイ・ホームでは一邸毎に、気密測定を行っております。木工事完了後と完成後の2回行っております。これは、マッハ空調の性能にも、大きく影響しますのでもれなく実施しております。