日本広しといえども、シャノンサッシ断熱性能0.73w/(㎡・k)の熱貫流率の家はアイ・ホームのこのモデルしかない。日本初の実装第1号モデルではどのようなことが起きるか。
しかも、全館空調マッハシステムの家において。きっと誰も想像がつかないことでしょう。現在、温熱測定を継続的に行うことが行われていないので、先日、展示会に参加して観察できたことについて報告致します。
冷房の設定温度は目標値で?
通常外気温が高い時、冷房の設定温度は、熱ロスを補う為に、目標室温より2・3度低く設定します。ところが超高性能サッシを用いると、従来の設定温度で2・3度低くして運用すると、そのまま2・3度温度が低く実現されてしまいます。それどころか、冷気吹き出し口の下の床温度などは、設定温度より2・3度低めになって、20度程度になり、寒さを感じる程となります。
実際に、これらの測定運用が始まりますが、驚く程の快適、省エネが実現されることでしょう。
超高性能サッシを活用する技術的な知見が、これから新しい住環境創造に活かされることになって来ることも楽しみの一つです。
例えて言えば、軽自動車のエンジンで、大型のセダンを軽々と動かせるイメージです。エアコンの能力をあらかじめ選定するシミュレーション計算を行いエアコンのパワーが5.6kwを3.6kwでOKということになるのではないでしょうか。