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マッハシステム進化論

 マッハシステムの理論は、全館空調の代替技術として開発されました。

◎サッシの断熱性能は3.4倍

 昔、住宅性能における断熱性能は、今日のレベルまで高くない時期で、特にサッシの高断熱化は目を見張るものがある今日。トリプルサッシの性能は当時の断熱アルミペアサッシに比べると3.4倍も良くなっています。
インナーサッシの樹脂ペアで改善
今回、最も早く建設したモデルハウスの断熱性能のアップに樹脂のインナーサッシを付けさせて戴く予定です。付けると4重サッシとなり、トリプル以上の性能が発揮できそうです。

 ◎熱交換能力は20%UP

 全熱交換の第一種換気の能力は64%→84%へ大きく向上しました。外気0℃室温24℃の時、64%では外気の給気温度は15℃程度。今年の4月からの新製品の84%では20℃程度で外気を室内に取り入れ可能です。

◎機器の進化で更新時に更に性能をアップ

 マッハシステム工法は、エアコンや第一種熱交換器の性能がアップした時には、時代に応じた最新の機種に取り替えることで更に性能がアップできる工法でもあります。先に熱交換器の能力がアップしたことを述べましたが、取り替えるだけでエネルギー効率が20%以上アップします。

◎開口面積に配慮

 従前の設計は開放型の窓の多いプランが一般的で、光と風を取り入れる方向性が主流でした。
今後は、熱損失が大きくなる窓は必要最低限とするか、あらかじめ窓の熱損失を見越して、エネルギー効率は少し犠牲にしても明るさ、風通しを楽しむことを選択するか!といった具合で計画の方向に違いが生じます。
只し、夏場は外部に太陽熱を遮蔽する日避のブラインドや、緑のカーテンを活用などすることで、広い窓からの輻射熱を防いだりすることが可能です。こうした工夫でエネルギー効率が高まりますので、住まい方は大切な快適への近道なのですが温熱環境への関心が薄かったころは「昔はものを思はざりけり」ということでしょうか。
このようにマッハシステムのことを勉強して来ますと、「逢ひ見ての のちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり」ということで、日々温熱環境への関心は高まるばかりです。
これからは、さらに研鑚して、お客様方に信頼される技術にしてゆきたいと考えております。

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