宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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スポットライト

 少し日の落ちるのが早くなった。片付けを終って展示場から帰宅すると道が敷地に向って降りている。家の明かりが小さく点って車のライトも上から下へなめるように移動する。
 停車した先に、先日来、耕耘し種蒔きをした畑の畝が真直に伸びている。
「あッ」
 そこには車のライトを浴びて小さな大根の芽が一列縦隊に手前から奥まで並んでいる。播種して4日目なのに、朝には気付かなかった大根の芽。元気に一列縦隊に顔を出していた。

 「気付き」という言葉がある。気付かなかったことに「気付く」とそれまで見えていた事が、「見れども見えず」で、ただ見えていただけであったことになる。「物事の本質」がひょっこりと見えて来る事が「気付き」である。

 平家(平屋)が人気である。「家」と「屋」の違いがあって、アイ・ホームでは不動産でよく表記される「平家」を使用している。ところで、この平家人気の源泉は年配になっても利用しやすいとこにある。

一階に寝室のあるプラン

 それならば、費用の多寡を別とすれば、一階に寝室のあるプランはどうだろうか。
 子供部屋が二階にあると、夫婦寝室との距離感からしてプライバシーが保て、子供たちが長じて里帰りなどしても、二階で気兼ねなくゆっくりできるというもの。
 二階との距離感が大きいとのことであれば、子供部屋の下を中二階の利用とすれば居間から子供部屋までの距離も縮まり平家にはない適度な距離感が保てることになる。

 福祉国家として有名なフィンランドやノルウェイでは、聞くところでは、一階に夫婦寝室のあるプランでなければだめだとのことである。

 なぜ平家が今人気なのか、二階建てとの違いはどこにあるのかということを考えれば「寝室」が一階にある時、二階建ての不都合が解消されて、二階建てのメリットも見えて来るようだ。
 「一階に寝室があれば」という気付きは、これからの住宅計画にも敷地利用の高度利用の関点からもお役に立てるニュースとも言えるのではないだろうか。

 この場合一階に寝室という場所にスポットライトを当ることで見えて来る事家づくりの本質に気付かされるようです。

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