人口は16000千人程度の高鍋町。
児湯郡では、国道10号線、及び国鉄日豊線の高鍋駅には、急行も停車する。
駅周辺には昔からの人家も数多く、以前には、覇(は)を競うスーパーマーケットが3店舗も存在していた。
ガ・シカシ☝?
元々、スーパーを経営していた人は、「お金持ち」の方々で、高鍋駅周辺が凋落すると採算に合わないと閉店してしまった。
また、ロー・プラスの大型店がある、高鍋中心部に向けて、車で移動すれば、経済的だという理由で、駅周辺のスーパーは一店、又一店と閉店。
全て閉店してしまった。
「駅前で、二代に渡り、理髪店を営む店主は、
「子どもがいない、学校から遠いし、保育園もないしね」と、言う。
「このままだと、10年~15年で空家だらけとなり、
残るのは、お寺ぐらいだ」と、いう。
この感想は、周辺の情報を肌感覚と日頃の観察でしっかり分析しての結果である。
「今は、移動販売車が来るとよ!」
ポツンと一軒家ではないが、移動販売車が高鍋駅前に来るようになったとのこと。
地域と個人、「あったらいいな~~」の食料品や日用品を売ってくれるお店、給油所など、経営が成り立たなければ、個人の経営合理性を満足できなければ、共存できないようです。
無人販売店や、生協のように配達販売などが必要のようです。街中心から離れた地域で生活する人々には、最後の生活支援サービスは、形を変えて生活者の支えとなっていくのでしょう。