今年は白アリ発生過去最高!

 今年の気候予測ではこの夏は猛暑らしい。

春先から雨も多く、白アリの生息にはプラスの要因が続いています。

点検の手順

1.家の回りを基礎から3mまでぐるりとチェック

Aポイント 木材や段ボールなどが置かれてないか。

(白アリのエサになります)

Bポイント 基礎外周部に泥で作った蟻道、下から上に伸びる筋の

ような模様的なものはないか。

 

Cポイント 床下に入れたら全体をゆっくりと見てまわる。白アリの蟻道、水もれはないか。

Dポイント 羽アリが室内にいたら先のABCをかならず実施しましょう。

 

 アイ・ホームではターミダンシートとアリ返しのターミダンテープで白アリ対策をしてあります。地上から1m以内への防蟻の塗布及び、Jウッドの防蟻木材の使用など万全を期しておりますが、加えてセントリコンによるベイト工法の採用を希望されるお客様にはこちらの施工もご用意致しております。何より、もしもの時の保証がどうなっているかも大切で、製造物責任法による被害保証なのか、損害賠償保険法による保証なのかがポイントです。アイ・ホームでは損害賠償保険法に基づく保証ですので、白アリ駆除、及びその他の費用も保証されます。製造物責任法による保証は白アリ駆除だけの保証となります。とは言え、白アリだけは絶対に家に入れたくありませんので、ベイト工法による白アリ防除まで取り入れることをご提案致します。

 尚、アイ・ホームでは現在1階から2階の外壁全面にセメント質のタイガーEXハイパー材を設置、白アリの進入を防ぐ施工となっております。ご安心くださいませ。

※ベイト工法とは、シロアリが好んで食べるベイト剤を専用容器に入れて地面に埋設し、巣に持ち帰らせて退治する工法

F分の1のゆらぎ

父の仕事が木材商であったことから、仕事場である事務所は、広い土場に木造で建てられていた。

見たところどこも問題ない事務所でしたが、近々壊されるとのことを聞き、その理由が「白蟻」ということで、子供ながら、見えない敵に恐れを抱いたことがありました。

その日、独り、事務所で遊んでいた時、ふとまだ見ぬ敵のことを探るつもりで、床に耳を当てたところ、「ザアーザアー」という海鳴りのような音がそこから響いて来たのでした。今日のF分の一のゆらぎとも言える不思議な波のような音なのです。それこそが、白蟻の家を食べ、集団で活動する破壊の波音だったのです。