それは突然にやって来た。
「辞職させて頂きたい」と、永年、お客様のメンテを担当している社員から申し出がありました。
聴けば、親御様の介護の為とのこと、八方手を尽くして、ようやく、仕事の継続が可能となりましたが、突然の事態に社員さんはパニックになったようです。
それから、しばらくして又、女性社員から同様の申し出がありました。こちらもお互いに八方手を尽くして、継続可となり一段落。
人として親の面倒を見ることは当り前ではあるのですが、まだまだ働かなくてはいけない現状では、リタイヤして、その後が大変です。
介護のための退職者は年間10万人。
家族の単位が小さくなる中で、親の老後をどのように世話するのか、大変な問題となっています。「今の制度は、家族に働いていない人がいることが前提になっていることが問題ですとは、三菱UFJリサーチコンサルティングの矢島洋子さん」とのこと。
では、会社に何が出来るだろうか?
会社で加入する親の為の介護保険がありました。一定の要件が受給時の制限とはなりますが、親が要介護3の認定を受けた時点で、一時金として100万~200万円の支給を受けることが可能となります。
今回、アイ・ホームではこの制度を利用させて戴くことと致しました。
尚、この保険では、社員さんの病気入院時の保証が合わせて給付の対象となります。