巷では、「長期優良住宅」であれば「優良」な住宅であるかのような評価があるが、これはいかがなものでしょうか。
そもそも、「次世代省エネルギー基準」なるものは、平成11年頃に示された努力目標であり、Q値(断熱の基準)で言えば2.7程度のゆるゆる断熱でしかない。グラスウールで16K程度のものを入れておけばOKということになる。
世界基準と言われるQ値1.3と比較すると1/3程度の性能でしかないのが「次世代」の実力である。
当時の遅れに遅れた、日本の家造りの断熱水準を向上させる為に設定された目標でネーミングが秀逸、次世代ということで断熱に熱心なメーカーからは「とりあえず次世代」などと陰口をたたかれたものでしたが?
平成11年からは、確かに次世代となる平成28年の今日、2020年には全ての家造りはこの「とりあえず断熱」を実現するものと成る訳で、それからようやく、日本もヨーロッパ並の世界基準を2030年までに実現する工程に移ります。
アイ・ホームの「森の住まいシリーズ」では既に2030年基準で家造りを致しております。世界基準の家造りとなり、更に申し添えると、マッハシステムは今年中にアメリカ、カナダでも普及活動が始まります。