測定と観察の成果としておもしろい事例があります。
住吉のモデルハウス(NEDO実証モデルハウス)
佐土原町介護モデルハウス
同じ日に測定されたデータです。
佐土原町と住吉モデルの標高は約12mです。しかし、佐土原モデルの東側は8mぐらい低くなっており、佐土原モデルは周囲より高台に建っています。
冷たい空気は低い所へ流れる?
アイ・ホームの佐土原のモデルハウスは年間通じてめったに0℃以下になりません。しかし東側の低地には霜柱が立っています。ということは平坦地で少し高台があれば、そこは周囲より気温が少し高めになるということです。
一方、周囲が広い平坦地である住吉モデルハウスは、気温の低い冬の早朝は均一に冷気が溜まり0℃以下になってしまうということです。
小高い日当たりの良い場所は1年を通じて温かですが、特に冬の早朝、冷たい空気は重たいので、少し高い所は暖気溜りとなり周囲の平坦地より温かくなるのです。