この度九州電力の対応によると、まだ不明確ではあるが、太陽光発電の買い取りを30日以上無制限に停止できるかのような方向である。
仮に30日としても、最も発電量の高い日ばかり30日も停止されると、割合的には30日分ではなく60日分程度にもなりそうである。
加えて買い取り電気代がkw/hで20円台という予測もあり、太陽光は投資価値に疑問があると言わざるを得ない。
とは言え、一般の日中の電気代がこのまま九州電力の負担ではなく、一般顧客に上乗せされる制度のままでは、どこまで日中の電気代が上昇するのか気になるところである。
これからの太陽光発電は、日中使い切れる程度が最も効率がいいのではないだろうか。
住宅を中心に考えると、省エネ性能をしっかりと備えた高性能な住まいとすべきである。加えて、太陽熱エネルギーを有効に利用できるシステムを取り入れることである。太陽のエネルギーは発電よりも、熱として利用されると2倍以上の効率となる。そのような実験的で実践的なモデルハウスが来年1月10日オープンする、NEDO太陽熱エネルギー利用のモデルハウスです。ぜひご覧戴きたいものです。
