「お母さん ここで眠れるよ」
マッハシステム体験レポート
昨年の夏、記録的に暑かった8月の某日、二人連れのお客様が来場されました。
介護の参考になるとのことで、佐土原町のマッハシステム体験館（介護支援モデル）へ来られたのですが、後程伺ったところご職業は医師。見学時のご質問も的確で専門的な内容でありました。
見学路の中で、2階の天井裏へ折り梯子で上がって戴いた折の第一声が
「お母さん、ここで眠れるよ」
という奥様への呼びかけのお声でした。
炎天下で、さぞ暑かろうと屋根裏に上がられた所、意外にも涼しく快適であった為、下におられる奥様に呼びかけられたお言葉でありました。
マッハシステムの家では2階の小屋裏や屋根裏、それに床下まで年間を通じて快適な送風が行われているのです。
夏は涼風として23℃前後の送風がなされておりますので、屋根裏の下の2階のお部屋はむろん涼しいことになります。
屋根裏はサウナ室
一般的な家では夏場の屋根裏は過酷なサウナ状態となっています。夏場直射日光を浴びた屋根材は、80℃以上にも加熱されて屋根裏も当然50℃前後の高温となってしまいます。
2階の部屋には太陽熱で高温となった天井や西壁から強力な輻射熱が、電子レンジのように降り注ぐことになります。エアコンで部屋の空気をいくら冷やしても、電子レンジの中で冷風を回すようなことで、体調不良となって結果的に健康に悪い環境を生み出すことになってしまいます。
今年の夏は、マッハシステム体験館にお越し下さった時、屋根裏空間に寝ゴザと、陶枕を置き、鈴虫の虫籠など設置しておくべきかと、楽しみなことを夢想しております。