宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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ワン ツー スリー ダァーッ!

この道をゆけばどうなるものか。

危ぶむなかれ、危ぶむなかれ、

危ぶめば道はなし。

踏み出せば その一歩がみちとなり、

その一歩が道となる。

迷わず行けよ、行けばわかるさ。

真宗大谷派の僧侶、清沢哲夫氏の詩「道」によるものらしい。

 アントニオ猪木氏が引退試合でスピーチして有名になったそうだ。

猪木氏の勇姿で、その時のスピーチを聞きたいものです。

 鹿児島のI社の工業化住宅を見て来ました。残念ながら、永く安心して住める家とはいいがたいと思った次第です。安価といえばこれ以上ない価格でした。100㎡で950万円。坪約30万円です。工場で生産した部品をつなぎ合わせて、3日でほぼ完成。むろん基礎ができていたらということです。

天井、床には断熱材はありません。ユニットバスはホテルのように床から150mm程度高く設置されています。更に床も住宅設備も全て設定された、同じ物で構成されています。「デザイン」や使い勝手、広さ、高さの選択は不可です。床はキンキンに冷えて、夏はガンガンに暑くなるはずです。また夏に行ってみたいと思います。

 B to Cで取引するのが基本とのこと。施主から注文があればM地所が施工するとのこと。

 家は売り切りの「物」ではなく、安全、快適に末永く住み続ける「場所」ではないか。ビルダーは身近なお客様の家を造らせて戴き、イザという時、掛け付けられる頼りになれてこそ存在価値があるのではないでしょうか。

 私達ビルダーは、このお客様の大切な場所をよりそって守り続ける存在だと思う。15年たって雨漏りしたら、やっぱりお客様はビルダーに電話して来られます。もう知りませんとは言えません。なぜなら、お客様は家という商品と共に私たちビルダーの「信用」を買って戴いているからです。安ければ良い、「しなければいけないこと」を除いたローコストは私達にはつくれません。

 さて、宮崎に帰って、テレビを見ていたら、アントニオ猪木氏の闘病ドキュメントをやっていました。

 猪木さんは私達昭和人にはヒーローです。その猪木氏の姿を見て学びました。私の兄と同じ年ぐらいの猪木さん。あの強かった猪木さんがさすがに年老いて弱りきっている姿なのですが、ユーモアのある会話と笑顔を見て、私も「元気があれば、何でもできる」と言う猪木さんの言葉にあやかり、冒頭の言葉を思い出しました。

 私なりの道、全ての人に「マッハシステム」をお届けする為に「家づくりを工業化できないものか」ということです。

 福井県に松栄建設という会社があります。松村社長はSR工法と名付けた合理化工法で、着工1日で外壁下地、屋根の野地板、さらにはルーフィングまで完了できる工程の大幅短縮を実現できます。一定の設備投資が必要となります。外壁となる部分には工場で断熱材と組み合わせて作成したパネルを設置、取り付けると、断熱材、外壁下地、防湿加工などが一度で完了します。

 現在FP工法や、スーパーウォール工法といった工業化パネルを自前で作成し、流通マージンをカットし施工主手間費用も少なくできます。工期の短縮は足場などの費用を少なくできるなどの効果がありそうです。

 具体的には、現在製材工場の新設計画に参画の予定もあり、地元企業の連携でこのパネルを県外にも販売予定とすべく努力して参ります。

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