宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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「住み継ぐ」が「済み継ぐ」に

 ブログを掲載していると色んなことが起こります。今回はタイトルを堂々の誤表示でした。12月14日です。

 自動変換機能で文章入力を行うと起こりがちなことと言えばそれまでですが、チェックしなかったのは私(田村寛治)の責任です。読んでくださっている小中学生の方もおられるので、心して発信してゆかねばと反省しております。

 人は名誉を守るために努力しなければならない時がある。私の人生の中でまさに危機一髪の時があったので笑い話の一つとして、「恥」をしのんで披露いたします。

 その日、ゆっくりと入浴した私は、大浴場から出てゆったりと籐の丸椅子に腰かけた。さて、体を拭いて着替えようと立ち上がった瞬間立ち眩みで倒れそうになりました。

このまま倒れては、あられもない姿で醜態を晒すことになることは明白、ここはしっかりと持ちこたえる必要があるので、やっとの思いで丸椅子に腰かけ、両手を両膝につき、倒れないように両足も踏ん張りました。しかしながら、目の前の視界が小さく絞り込まれるような気がして、暗くなってゆく。このままでは本当に倒れてしまう。意識の回復はおぼつかない、かなりまずい危機的状況でした。

 入浴後にもかかわらず、額から冷や汗がポタポタと、見下ろす床にしたたり落ち「そうだ、下着だけは身につけて!」と着替えに手を伸ばしたところが、なんとそこにあったのは私の下着ではなく、家内のババパンツでした。悲運の只中、再び目が眩みかけました。

 温泉に出かける用意を頼んで「チェックナシ」で入浴用具を持ってきたことを深く後悔したのでした。

今でもその折の家内の下着が失礼ながら、なんとも疎ましく目に焼き付いて、思い出されます。

 さて、いや増す苦難に私は意識朦朧となり、その下着を履いて気絶していたら、「赤っ恥」の名声は、とある温泉場から宮崎中に広まっていたかもしれません。「誰だ?」「そうだったんだ~」などと。

 自分のため、家族のため、社員のため、更にはアイ・ホームで家をお建ていただいたお客様方。少なくとも私と親しいと他人から見られていた方々に、恥をかかせない為に、私は両手を膝にしっかりとあてがい、倒れないように耐え続けました。両腕がしびれて痛くなる程の時間が過ぎましたが、ようやく目眩はおさまりました。

 「なんとかなる」私はゆっくりと立ち上がり、まずパンツ無しでズボンを履くことにしました。そうして、近くの鏡を見ました。

 顔面蒼白、修羅のごとく、雄々しい、勇者の顔がそこにはあったのです。壮絶な戦いを今しがた終えたばかりの勇者は、深い安堵に包まれながら、全力で名誉を守り抜いた誇りを胸に、パンツがない違和感を下半身に感じながら、精一杯の手早さで妻君の下着を入浴道具入れに押し隠したのでありました。

 もし、温泉に出かける前に着替えを「チェック」していたらと、仮定の場面をふと想像してみたのですが、そこには男性用のパンツを片足つっこんだまま倒れた修羅の姿が垣間見え、どちらにしても「危なかった」。

 「チェックしなかった」からガンバして助かったのかもしれなかったのです。「赤っ恥」な話の全てはこれでおしまい。

教訓

 

 「チェックを怠らないようにしよう、それでもミスしたらガンバルしかない」

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