外(ソト)通気工法と言われるものがあります。外壁を止め付けるための下地施工なのですが、外壁と内壁の間に、間隔を造り、夏場であれば高温の空気をこの間隙を通して屋根裏から外に放出する工夫でもあり、室内への熱籠りを防ぐ工夫となっています。
何が違うのでしょうか?
① アイ・ホームは整然と施工されている。A社は、木材の大小、釘打ちの数にバラつきがあります。
② アイ・ホームは、材が太く、強度もあるので外壁の固定もしやすい。
③ アイ・ホームの下地材は色が黒っぽい。これは防蟻、防腐処理された特殊材であること。長期耐久性を考慮しての材選びがしてあります。
A社は品質的にはコストの低い角材を用いています。
更に、C社の場合
2×4として外壁を下地の合板として、これに外壁を取り付けることが可能ですが、「通気工法」を満足させる空間が小さな金具のみで代替してあるため、十分な通気量が確保できないこととなりそうで心配です。
アイ・ホームは窓まわりの防水や、上昇する通気が窓下で止められないように隙間を作ってあります。窓枠に木材が直接触れないように施工されています。こうすることで、窓枠を廻り込んで窓下の空気は窓の両端部を通過して上に向かって上昇します。
A社は通気を防げる施工となっている。