宮崎県 注文住宅のアイ・ホーム株式会社

アイ・ホーム家づくりブログ 我が輩はごい犬ばん

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1人と2匹の幸せな時間

東京の下町は親しみやすいにぎやかな風情で小さな間口の店が軒を並べていた。しかし、よく見ると3分の1がシャッターを降ろしており、都会にも過疎は忍び寄っているようだった。

 日が落ちて、街の明かりが際立って来ると、小さな間口の店がよく見える。昼間、外が明るければ見えない所までが、夜になるとくっきりと室内燈に照らし出されていた。

 バスが渋滞でしばらく停車しているので、ふと窓外に目をやると一軒のお店が、まるでそこだけが昔の温かな裸電球の黄色っぽい光に満たされた、特別な空間のように、目に飛び込んで来た。

 中に小さな生き物が2匹動いている。一頭はグレイのコッカ―スパニエル。低いソファーにあぐらをかいていた。

 手前には赤い上着を着せられた白いトイプードルが作業する婦人の方を眺めている。それは小さなブティックだった。頼まれものを裁断し縫い合わせている様子。きっと熟練の職人に違いない。

 働くこと、技術をセンスを形にして、作り上げる楽しみを知っている人だろう。この婦人にとって働くということは、裁縫をするという事は喜びに違いない。

 小さな7畳程の部屋に1人と2匹のワンチャンが、温かな時間を過ごしている。この、明々と照らし出された光景は、まるで熱帯魚の水槽が照明に照らし出されたように街中に輝いていた。

 幸せな時間は輝いている。人は働くことが好きで、自らの丹誠が物を造り出す喜びに輝いているように見えた。犬たちもこの充実した時間を共有していた。

 張り切って働く婦人の姿を2匹のワンチャン達は素敵に感じていた。

 「お母さん、貴方の丹誠したワンピース、今度の日曜日お客様が卒園式に着てゆくものでしょう。楽しみだな、試着したお客様の笑顔見えるようだな」(トイプードル)

「お母さん、お母さんの働く姿、ボクは大好きです」(コッカ―スパニエル)

「働き方改革は、自分で決める。そうですよねお母さん」(私)

1人と2匹の幸せな時間

心を育てる一本の木

高層マンションの6階以上に住む子供達と、低層一戸建ての住宅に住む子供達にそれぞれ1台ずつカメラを与え、一週間の内に、心にとまる出来事、景色、発見を撮影するようにお願いしたところ、以下のような結果が得られたとのことでした。
子供さんの年齢は小学1年生~3年生まで。
結果、一戸建ての子供達は、子犬の写真が一週間続いたり、虫や花、登校途中のお豆腐屋さんの様子など様々な街の風物が写し出されていた。
一方、高層マンション6階以上に住む子供達の写真には、テレビやビルから眺めた風景や、俯瞰する交差点の点景であったりと、「生命感」の少ない、主観の対極である客観が強く感じられるものとなっていた。
一戸建ての住まいは、その低さ故、視点が、身近な事象に向けられています。低層戸建て住まいの子供達にとって、子犬や虫は「生き物」、その命を宿すものとして、強く心に感動を呼び起こしてくれたものと思われます。
6階以上に生活する住人は、1階まで下りたら、忘れ物があっても取りに行くのがおっくうになる事が多いようです。
大人を含め子供達の外出の機会が自然に減ってしまうようです。

無題   庭に一本の木があれば
一戸建ての家に、もし一本の梅の木があれば、春には花、初夏には梅の実が稔る。母親や祖母がこの梅を収穫し、梅干しを作れば、毎年の作業の後に梅干しや梅ジュースが出来る。
子供達にとって、一本の梅の木は楽しい思い出として、「我が家」の記念樹となる。生活とは正に命の営みであり、低層戸建て住宅に住む子供達は、命の活動に溢れた自然の中に存在することになるようです。一戸建ての低層住宅はこうした多くの命との距離が近く、多感な幼少期の子供達に有益な命の情報を数多くもたらしてくれることでしょう。

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